「参加者コンプガチャ」をみんなでコーヒーミーティングで試してみるよ

ABCの裏懇親会盛り上がりました!

ABC 2012 Spring裏懇親会わかめ図鑑をイベント利用してみよう!ということを、前回のエントリで書きました。元々、NFC端末率が異常に高い集いですので、めちゃめちゃ盛り上がって楽しかったです。こんな感じ...。
ここで、

初めましての人がいっぱい集まるイベントで、NFCをお互いの交流図るために使うのはありなんじゃないの?

と確信めいたものを抱いたので、わかめ図鑑をイベント利用に特化させたものを作ってみました。

イベント参加者をコンプガチャにしてしまえ!

はい、コチラ。「参加者コンプガチャ」です。

基本はABC裏懇親会と一緒です。イベントの参加者1人1人にRL-700Sを使って、NFC twitterラベルを作成、お渡しします。と、同時に参加者を図鑑のキャラデータとして登録します。(もととなる情報はその人のtwitter自己紹介文から取ってきます。)
今回から会場にてライブでタグ発行、そのまま図鑑登録できちゃいますからね。会場にふらっと来ても図鑑に登場できますよ。

参加者コンプガチャの集め方です。
イベント会場で初めましてー、の次はお互いのNFCラベルを読みあいましょう。
NFC搭載Android端末の方は、参加者コンプガチャを起動して、



すぐさまtwitterの自己紹介文も確認できますから、どんな人か確認した上で会話に入れますね。

残念ながら、NFC端末持ってないよーという方(ほとんどですよね。)
朗報です!
QRコード対応Webアプリ版も用意してみました。
こちらはQRコードリーダアプリを何かインストールして頂いて、それで相手のラベルに印刷されたQRコードを読み取って下さい。


イベント参加してもぼっちになりがちな方は、逆にコンプガチャでは皆がゲットしてないレアキャラですよ!血眼になって探されるかもしれません。
最初に話しかけるきっかけにタグ読ませてくださいー。コンプ目指してるんですー。ってどーですかね?

参加者コンプガチャ初イベントは...

記念すべき第1回目のイベント参加者コンプガチャは、今週金曜日(明日ですね)の
みんなでコーヒーミーティング vol.2
で実施する予定です!こんなぴったりなイベントもありませんね。

参加者の皆さんのtwitterラベルをidがわかる範囲で作成も開始しています。残りは当日お作りします!

快く実施OK頂いたコーヒーミーティング代表の山本大策さん、ありがとうございます。
ABCの時と比べたらNFCって何よ?という一般の方相手に説明から入らないといけないでしょうし、twitterはやってないって方もいるでしょうから、どう転ぶかわかりませんが、盛り上がるといいなぁ。

参加者コンプガチャという名称について

わかめ図鑑の時はSuicaでもEdyでも読めば何かキャラクタがランダムに出て、出現率も設定してあったからガチャっぽかったんですが、今回は関係ないタグ読んだら、違うよって出ます。リアルにイベント参加して、会って、その人と生の会話を楽しみましょう!
ということでガチャって表現が微妙な気もしますが、コンプガチャってフレーズが好きで使いたいだけなんで許してー。

ABC 2012 Spring のお楽しみ

今週土曜日はABC 2012 Springが開催されます。

僕もLTにエントリーしてますので、良かったら見に来てください。

内容は先日行われたNFCハッカソンというイベントに参加してきました。
そこでわかめ図鑑というアプリができましたよ。という感じになります。

わかめ図鑑まだ未体験な方は是非、遊んでみて下さいね。NFC端末ですが。。。
動画もあります。

で、このわかめ図鑑、新しいキャラの追加はもちろん、新しい図鑑も追加可能なんです。
そこで今回のABCで実験的にわかめ図鑑の新しい楽しみ方を提案してみたいと思ってます。

ABCと同日にたまたま、コチラの飲み会が開催されるそうです。
全国から集まる初めましてな方々も多い懇親会で、どーやったら早く打ち解けることができるのか?
そー、わかめ図鑑の出番ですよ!

当日、わかめ図鑑に新たな図鑑「なかざん裏コン2012春参加者図鑑」を公開したいと思います。
なんて内輪ネタ!www

参加者80名(3/19現在)の一覧を図鑑にしてますので、FeliCaカード(SuicaWAONなど)やNFCタグにタッチしたら
ランダムに出現する懇親会参加者をゲットして、コンプリートを目指しましょう!

参加者詳細情報の解説文はtwitterの自己紹介文から取ってきてデータ投入します。
※自分の解説文になんかネタを仕込みたいって方は3/22(木)中にメンション、DM等で連絡頂けたら対応します!

なかざん裏コン2012春参加者図鑑で遊んでおけば、参加者の情報を知ることができます。
ちなみに出現率はtwitterのツイート数が多いほど、出現確率が高く設定してありますので、
やたら確保できる人と全然出てこないレアキャラな人といます。
これだけでも実際会った時に、あーあのNo.xxのあのアイコンの人!って話題ができますが、更に一工夫。

基本はNFCカードやタグにタッチで確率にバラツキはあるもののランダムに何らかのキャラが出現するのですが、
特定のNFCカードやタグには必ず特定のキャラを出現させることが可能にしてます。
なので、今回NFCラベルプリンタ RL-700Sを使って、参加者全員分のその人が確実に出現するNFCラベル作成しました!


これを当日、ご本人にお渡ししますので、なるべく多くの人と話をして、NFCタグ読み取って、
図鑑のコンプリートを目指すというのはどーでしょうか?

さー、今から楽しみですねー。

こんな楽しげなわかめ図鑑、自分の図鑑を公開したい!という図鑑作家さん募集中です。
あなたも俺得図鑑を公開してみませんか?
ご連絡お待ちしてまーす。

あ、あと、このわかめ図鑑はNFCハッカソンTeam TouchRLとして、Android Application Awardに応募してます。
よろしくお願い致します。 #ステマ

pitinのNFCシールが届いたので、分析してみたよ

オリジナルNFCシール作成サービスpitinさんで枚数限定のリリースキャンペーンをやっていると。更にブログで紹介すればタダで作成してくれるということで、さっそく申し込んでみました。

んで、先日そのシールが届きましたので、

早速Androidマーケットからアプリもインストールして試してみました。

が、残念ながら、僕のNexusSではシールを読んでもアプリが強制終了してしまいます。。。

仕方ないので、

いつものようにNFC TagInfoNFCタグの中身調査してお茶を濁します。


ふむ。NFCタグ自体は、Mifare Classic 1K ですね。


NDEFフォーマットで書かれていて、


MIME typeはtext/x-vCardとな。これが電話帳アプリとかで使うデータの標準ですかね。あまり詳しくないんですが。。


はい。ということで同様なタグ作れるんじゃないのってことで、

NFC TagWriterの機能で確認してみましょう。


TagWriter起動して、Createを選択。続いてNewを選択し、


Contactを選択して、連絡先アプリを選択。


NFCラベルプリンタさんの連絡先タグを作りますかね。


Nextをクリックすると、NFCタグにかざせと出るんで、


RL-700Sのタグに書き込んでみますか。


おっと失敗です。。。
そう連絡先に登録してある情報量によって変わりますが、今回書き込むべきデータ量が334byteでした。RL-700Sで使ってるラベルは15693のもので、NDEFで使える最大データサイズは106byteまでです。このような連絡先情報のvCard形式では容量的に足りませんねー。

ということで、別途、Mifare Standard 1kのタグ用意して、書き込んでみました。

成功ですね。

RFID/NFC Real Touch Shopへ行けば、生タグ買うことができるんで、自作してみてもいいんじゃないですかね。そこまで行くのは遠いし、しんどいって方や、そもそもまだNFC端末持ってねーよって方はpitinで、注文するのがいいんじゃないでしょうか。

まー連絡先じゃなくて、twitterラベルでよいのであれば、どっかのイベントで@touchRLがお作り致しますよん。

あ、一応、新作わかめ図鑑でも、当然ながらpitinのラベル使えましたよ。

こちらも遊んでみて下さいねー。

Mashup Awards 7 でリクルート ATND賞頂きました!

Mashup Awards 7に応募したhttp://chkatnd.no.de/downloadリクルートATND賞頂きました!

立派な盾と副賞として、ATND賞ということで
勉強会等で大活躍!Ust中継が簡単にできちゃうCerevo社のLiveShellを頂きました!

わー、本日受け取りましたー。ありがとうございますー。

とりあえずUstアカウント取得したら、懇親会でのtwitterラベル発行垂れ流し中継でもしてみましょうかね。
無理やり@touchRLに引っ張ってこられ強制的にデモ見せられ、NFCに興味持たされる人々。
いーんです。自分が楽しければ。w

その他、Mashup Awards 7の最終結果、表彰式の詳細記事はこれら

僕も表彰式行ってNFCラベルプリンタを必死にPRしてみました!
(ただし、交通費自腹←しつこい)

コレ!

ちっちぇー

表彰式Ustの方が効果的でしたね。02:03:40くらいのとこ。
えぇえぇ一瞬ですけど、何か?

やっぱりこういうお祭りイベントっていいですね。
touchanoteの人にもNFCラベルプリンタ見てもらって、盛り上がりました。

オー、コレ、ドコデカエル?
ザンネンナガラ、ディスコンティニューヨ。
ワイ?ユー、ドクリツ、シチャイナヨ!

あはは。適当英語の雰囲気だけの会話。超楽しかったー。
来年も何かつくって応募しよう。

NFCラベルプリンタ的キャリアHacks

NFCラベルプリンタ、2011年の活動を振り返り「キャリアHacks」を語る

「んー、そうねぇ。後々振り返った時に、2011年はNFCラベルプリンタのキャリアを語る上で欠かせない年になると思うよ。
いや、販売終了なんてオチまでついた年でもあるんだけどね。。。」

えー、突然ですが、
アイデム エンジニアキャリアHacks共有プロジェクト
エンジニアとしての、とっておきのキャリアHacksを教えてください

のキャンペーンに乗っかり、今年僕がやってきた活動を振り返りつつ、今感じている「キャリアHacks」的なことを綴ってみようと思います。

NFC勝手活動の始まり

NFC(Near Field Communication)
最近では色々なところでこの言葉が聞かれるようになってきたと思います。
例えばこんな記事とか。

いよいよ来年にはどーんと来そうなNFCではありますが、NFCラベルプリンタRL-700Sは2007年に販売開始されていました。
2007年からコレに関わっている僕はNFCって、面白い技術だけど、読むリーダーが無いよね、高いよね。
だからNFCのラベルプリンタも流行らないよね。残念な子って思ってました。

実際、RL-700Sは全然売れず、プロジェクトチームも解散させられ、違う仕事をしつつ、RL-700S自体も販売終了、製造中止なんて話が聞こえ始めた2011年1月...
僕はネットで見かけた1本のニュースに吸い寄せられました。

そして、tagletの本家サイトの動画を確認し、
え!?AndroidスマホNFC読めるようになったの?
そーなると色々事情が変わってくるよ...怒涛の2011年が始まりました。

自分の惚れ込む、信じる技術・スキルを見つけよう

どんな技術でもそうですが、それを使える環境や使う人がいなければ宝の持ち腐れです。
その環境、状況に持っていくにはエンジニア的な手腕よりも、政治的手腕が問われるんだと思います。
この段階ではエンジニアとして、それに賭けようというところまでいきにくいわけです。

しかし、今回のNFCのようにAndroidに搭載、しかもGoogleが本気出しているようだなんて状況になったのなら、
元々技術的には面白いと思っていたNFCです。なんの躊躇いも要りません。
この技術でこんなことができるんです!これから流行るんです!
とエンジニア魂を見せつける格好のステージの出来上がりですよ!

こういった
「自分の惚れ込む(信じる)技術・スキルを見つけること(出会うこと)」
がキャリアHackの第一歩として重要なんだろうなと感じています。

これがあれば情熱持って活動できますからね。
自分の内から湧き出る情熱は必ずや人に伝わりますし、伝えようと自分が自然と努力するようになります。

その分野で自分の居場所・ポジションを見つけよう

自分がそれに賭けたいと思える技術が見つかったのなら、次はそれに関わる人達の中で、自分は何ができるのか?何をしたら貢献できるのかを考えます。
同じことをできる人がわんさかいるなら、別に自分がやらなくてもいいわけです。もっと優秀な人に任せればいい。

キャリアHack的には、

人がやっていないこと、他の人がやるより自分がやった方がうまくいくと思えることに取り組もう
といった感じでしょうか。

そー言えば、学生時代、スキー全盛の頃、今からスキー始めても同級生に追いつけなくて面白くないから、スノボから始めたれ!とまだあまり人が手を出してない分野へ乗り出すってことは昔から心掛けてましたね。

今回、NFCに関しては、

  • NexusSは日本未発売。それ以外のNFC搭載機種もなかなか出ない。試せる環境を持つ人が少ない。
  • NFCFeliCaと何が違うの? という世の中の雰囲気

という状況を感じたことと、幸いにも会社でNexusSを買ってもらえたことから
いち早く実機で色々試して、それを世に伝えること
を自分にできること、やるべきことと勝手に思い込み、意気に感じ、活動することにしました。

それをうまくPRしよう!

NFCについて世に伝えることを自分のポジションだと考えた時、どーやって伝えるか?
次にここを考えました。それまで全然やってなかったのですが、今の世の中、便利なツール、仕組みがありますねぇ。
twitterアカウントを取得し、facebookページを立ち上げました。

何となく普通にやってちゃダメなんだろうなとは思ってはいましたが、以下は気を付けながらやりましたし、今も気を付けてます。

  • 常にNFC情報をWatchして、なるべく早くそれを伝える。
  • 単なるNFC情報のリンクをtweetするだけのアカウントにはならない。必ず自分の見解を加える。
  • エンジニアならではの技術的な視点からの発信も積極的に行う。
  • フォローしてくれる方を楽しませる、飽きさせない、自分も楽しむ。

twitter, facebookに加えて、リアルなイベント、勉強会にも積極的に出て行ってLT(Lightning Talk)したり、デモやパフォーマンスしたりしました。
例えば、

などなど。

この勉強会でLTするということも非常にいいキャリアHackに繋がると思います。
5分間は自分の時間として独占できるわけです。ここでいかに注目を集めるか、練りに練るわけですよ。
テンポ良く、聞き手に響く内容をチョイスし、ユーモアを交えつつ、おーと思わせるデモや内容を盛り込む。
エンジニアどころか経営者、起業家の視点まで必要になってくるんじゃないですかね。
自分を成長させるのにもってこいのステージ、舞台です。

うまく正のスパイラルに乗るのだ

このような活動していたら

  • 勉強会でやったLTがウケて、コミュニティに知り合いがいっぱいできた!
  • twitterfacebookが面白いとか役立つとか言ってくれる人が出てきて、フォロワーやいいね!が増えてきた!

など、自分のモチベーションが上がり、更に自然と頑張れる。

こういった正のスパイラルに入れればしめたもの。

もう頑張るという感覚すら無くなってきます。
LTとかやりたくてウズウズしてくる。
次は何して盛り上げてやろうとか常に考えるようになる。

客観的視点を残し、常にアンテナ高くいよう

そんな感じでどっぷりNFCに情熱注いでいますが、一方で冷静に、客観的視線で自分の活動を振り返る行為を疎かにしてはいけないとも思います。
ね。現にRL-700Sの後継機ができてるわけではないですしね。
次に自分は何をすべきなのか?
益々アンテナ高く張って自分のキャリアHacksを考えていかないといけませんね。

とうことで

NFCラベルプリンタの2011年の活動を振り返りつつ、キャリアHacks的なことを綴ってみましたが、いかがだったでしょうか?
少しでも誰かの心に響いてくれたら嬉しいです。

特にアイデムおよびはてなキャンペーン事務局の方々に響いて、MacBook Airを(ry

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

iPhone4SからAndroid BEAM !?

Android Advent Calendar

本エントリは、Android Advent Calendar 2011の裏エントリにもなっています。
普段、ブログ書かないのですが、そうそうたるAndroiderが名を連ね注目度も高いだろうということで、こっそり参加させてもらいました。

iPhoneからAndroid BEAM !?

Galaxy Nexusが発売されて、入手された皆さんはきゃっきゃうふふとAndroid BEAMしてますよね?きっと。

残念ながら僕は持ってません。。。
後輩はGalaxy Nexusを入手したようです。ええのう。

iPhone4Sにしたばかりの僕には、Galaxy Nexusに手を出せませんが、
僕のiPhone4Sから後輩のGalaxy NexusAndroid BEAMなら出せる気がします。

というわけで、この動画を見て下さい!

iPhone4Sで表示しているGoogle MapをタッチしてGalaxy Nexusへ!
見事な あんどろいどびーむ いや、あいふぉんびーむ か。

iPhone4SNFCなんか載ってないですよね?
どーなってんの??
ふふふふふ。

あいふぉんびーむ タネあかし


!?
そーです。RL-700Sで作成したNFCラベルをiPhone4Sのケースに貼り付けていたんですねー。

あ、NFCラベルプリンタについて知らない方はこちらの資料をご覧下さい。ちょっと古いですが、2011/5/23に名古屋ギークバーで行ったLT資料。

まぁ正確に言ったらNFCタグからビームが出ているわけではなく、Galaxy NexusNFCタグの内容を読み取っているだけなのでコレをAndroid BEAMと呼ぶのは間違ってると思いますが、ユーザから見える挙動は一緒でしょ?
iPhoneAndroid BEAMしたみたいに見えるよね!

ビーム用ラベルの作り方

初めに便利なアプリ2つ紹介します。
NFC TagInfo

NFCタグの内容を確認できるアプリですね。機能が充実しています。

NFC TagWriter

NFCタグの読み書きができるアプリですね。テキストやURLなどのデータをNDEF形式でNFCタグに書き込めるのでNFCタグ作成に大いに役立ちます。

まずは先ほどの あいふぉんびーむ したNFCタグをNFC TagInfoアプリで内容確認してみましょう。

アプリ起動するとタグを読めと出ます。

タグハケーン!

NDEF messageの内容を確認してみると...
中身は?そうGoogle mapのURLです。

ふむ。じゃあ本物のAndroid BEAMはどんなビーム(情報)を出しているのでしょう?
後輩君のGalaxy NexusAndroid BEAMするのを、開発用のNexusSでNFC TagInfo起動して待ち構えてみましょう!

動画と同じように今度はGalaxy NexusGoogle mapで地図を表示した状態で、NexusSと背面同士タッチさせると、Galaxy Nexus側でビームするか?と出るのでビームしてみました。

結果は?
そう。NDEFでGoogle mapのURLを渡しているわけですよ。

YouTubeの動画の場合

標準ブラウザでURL渡した場合

ね。基本的にNDEFでデータを渡している。

ちなみに自作アプリは?

マーケットでアプリ検索のURLのNDEFとEXTERNAL_TYPEでパッケージ名のNDEFの2つ渡してる。
特にアプリ側でAndroid BEAMでこういうデータ渡したいって作りこみをしなければ、起動のためのアプリパッケージ名とインストールされていない場合にインストールを促すURLを送信するって挙動ですかね。(想像)


さぁそうとわかれば、このNDEFのNFCタグを作成すればいいわけですよ。
そこで活躍するのがTagWriterのアプリです。

今度はGalaxy NexusからGoogle MapのAndroid BEAMするのをNexusSではTagWriterを立ち上げ、

Viewの状態で待ち構えてみましょう。

来ました。隊長!NDEF捕捉しました。

うむ。次はCreateしてみろ。

おぉHistoryに先ほど捕捉したNDEF URLの内容があります。

うむ。そのまま書き込んでおしまい!

イエッサー!

こうしてビーム用NDEFタグが出来上がります。

皆さんもNFCタグ用意して遊んでみて下さい。
え、手元にNFCタグが無い?
そんな方はこんなとこから調達してみてはいかがでしょう?20枚1,050円から買えますよ。

あ、でもICSにはこのバグがありますからね。
NDEF未フォーマットな生タグ買ってもNDEF書き込めません。。
これは早急に修正して欲しいですね。

あと、注意点としてはビームする内容は固定ですし、iPhoneに貼るならビームする内容の画面表示を自分であわせておくことがポイントです。にっかり。

XXビーム その他の例

RL-700Sで作成するNFCラベルはステッカーになってますからね。
別にスマホでなくても貼り付けたものからビームうてちゃうわけですよ!

例えば、
うちの娘の作ったあんどろいど(かまぼこの板製)

びーむ。

例えば、
うちの息子そのもの

おぉ、まさか...

あんどろいどび〜む!

あはは。超楽しい。

NFCアプリ楽しいよ

何もNFCNFC搭載のスマホを2台用意しないと遊べないわけじゃないんです。
NFCタグとアプリの組合せでも楽しいこといっぱいできるわけですよ。

参考になればということで、3つほどNFCアプリをAndroidマーケットにアップしていますので、
それぞれ、どんなアプリでどんなNFCタグになっているか解説しておきますね。

twitterラベル診断


普通に読めばその人のtwitterページにとぶラベルを2枚読むことで、その2人がお互いフォローしてるか、twitter上での会話、ふぁぼり具合などから親密度を診断するアプリです。

実際のタグにはどんな情報が書き込まれているのでしょう?
本日表エントリ@kakenaviさんのタグを作成してみたので、これで確認してみましょう!

はい。普通にtwitterのその人のURLですね。

ということでこの http://twitter.com/kakenavi のkakenavi部分をそれぞれのtwitter idに変更したURL情報を書き込んだタグ用意すれば、このアプリ遊べますよ!

せっかくなんで親密度診断してみましょ。

片思いでした。。

共通でフォローするユーザ137人はAndroidクラスタの方々いっぱい。

@kakenaviさんのtwitterブログは超面白いですからね。
来年はお会いして、このラベルどっかでお渡しできるといいなぁ。

touch!ATND


WebアプリCheck!ATNDと連携してATNDのイベント出席確認するアプリです。
ATNDユーザにその人のATNDタグを用意してあげる。
イベントの際にそれを持ってきてもらい読み取ることで出席確認をとるわけです。

この辺りの人に絡むタグはNFCスマホ標準搭載になったら、それこそAndroid BEAMみたいにP2Pで確認する実装にすべきでしょうが、こんな使い方もあるよっていう参考に。

実際のタグにはどんな情報が書き込まれているのでしょう?確認してみましょう。

こちらはこのアプリ専用のデータとしています。
NDEF MIME_MEDIAのタグでtypeがapplication/vnd.touchrl.atnd、PayloadはtextでATND id,nicknameって感じにしています。

このタグで起動するアプリを作成するにはManifestファイルのintent-filterに

            <intent-filter>
                <action android:name="android.nfc.action.NDEF_DISCOVERED" />
                <category android:name="android.intent.category.DEFAULT" />
                <data android:mimeType="application/vnd.touchrl.atnd" />
            </intent-filter>

なんて書けばいいわけです。

このタグはTagWriterからは作成できませんが、作るべきタグの仕様が分かればタグ作成アプリを作るのはそんなに難しくありませんので挑戦してみてはいかがでしょうか?

あ、このtouch!ATND x Check!ATNDのアプリはMashup Awardsで何らかの賞を貰えるらしく表彰式に呼ばれています。(交通費自腹...)あざーす。
当日参加される方には懇親会時に各種タグお作りしますし、デモ用ATND立てましたので、参加登録しておいて頂けると実際に挙動を確認できますので、是非参加登録してみて下さい。

ロケタッチRL


位置情報チェックイン系サービスは今後、GPS情報だけでなく、NFCラベルにタッチしてチェックインという形式も一般化するだろう。ロケタッチで作ってみたよ!

ロケタッチRLラベルにはどんな情報が書き込まれているのでしょう?
Bar AndroidロケタッチRLラベルで確認してみましょう。

こちらもロケタッチRL用のラベルとわかるように、NDEF MIME typeをapplication/vnd.touchrl.loctouchとしたNDEFを書き込んでいますが、Payload部分には何もデータ入れていません。

こちらに関してはタグの固有ID(下図のUID)とロケタッチのスポット情報を紐付けて、ロケタッチRLサーバで管理しています。
まぁタグにロケタッチのスポットIDを格納しても良いのですが、実際にその場所に行って、そこに貼り付けてあるNFCタグの固有IDがわからないとロケタッチRLできない。エアタッチRLできない。という効果が少しはあるかなと思って、そういう実装にしています。

今年は運よく2回東京出張とあわせてBar Androidへ行くことができました。
来年もこっそりこのタグ貼り付けにお邪魔できればいいなーなんて思ってます。

最後に

さぁ、こんな楽しいことできるNFC搭載AndroidスマホNFCラベルプリンタRL-700S。

既に販売完了してますが、評価機貸出活動中です。コチラから申込み可能ですので、
あなたも何かNFCアプリ作ってみませんか?

それではよいクリスマスをー!

Special thanks to @wof_moriguchi ← Android BEAMを放つガキんちょネタ考案者

File Expertが熱い!

File ExpertというアプリがNFCBluetoothハンドオーバによるファイル転送に対応したそうです。

これは何かと言いますと、

NFCにはP2Pモードといって、NFC端末同士でデータ交換できる機能があるんですね。

ただ、NFCでは通信速度がそんなに速くないわけですよ。
だから、でっかいファイルをNFCで転送しようとすると、時間もかかるし、
その間ずっと端末同士タッチしていないといけない。
これは辛いっしょ。

ということで、
BluetoothWiFiで端末同士が通信できるようにするための情報だけ
NFC端末タッチで交換して、以後はBluetoothなりWiFiでデータを送ろうよ!
というやつです。

早速、U8650でも試してみましょう!


左はNexusS、右がU8650です。


左のNexusSにある写真を右のU8650へ転送しますよ!


ギャラリーのメニューから共有でNFCを選択します。


さぁ転送したいお相手にタッチですよ。


背面同士を合わせます。
ここでNFCP2Pを使ってBluetoothのペアリング情報を交換するんですね!


はい。ペアリング完成で、Bluetoothの通信に切り替わります。
この切り替え処理をハンドオーバーとか言ってます。
もう端末同士合わせていなくてもいいですし、通信速度も速いです。


はい。NexusSの写真がU8650へ転送されました。


ほらね!

以上、アンドロイドールと写真撮ってもらったよの自慢でした。

この写真はABC Summer 2011LTした時のものです。
超ヒマな方は動画もあるので見てみて下さい。

さー、こんなに楽しいNFC、日本にも来年あたりから対応端末出そうですかね。

そろそろ何かアプリ考えちゃう?
RL-700Sの無償貸出やってますので、いかがでしょうか?